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プロフィール

 昨年6月、会長職を引き受けまもなく1年になりますが、その重責を感じながら会の運営に携わっております。

 当会は15年前に発足したまだ若い老人クラブですが、発足当時にくらべ老人クラブを取り巻く環境が、おおきく変化し続けております。最も顕著になったのは、新規入会者の減少にともなう会員数の減少と高齢化の進展です。次のような社会環境の変化で、老人クラブにとって「会員減少は当たり前の時代」になってきたと実感しております。

【社会環境の変化】

働く高齢者の増加

定年の延長や元気な高齢者の増加

高齢者の意識変化

戦後教育を受けた高齢者が増加し、個人主義の拡大や趣味の多様化などが進展

社会の多様化

老人クラブ以外の活動場所の増加や情報社会の進展

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 当クラブはピーク時には会員数が363名(2016年)でしたが、2023年4月には264名(27%減)になりました。埼玉県においても昨年度24%減少しており、会員数の減少傾向は当クラブだけの問題ではありません。

 クラブの発足15周年を機にこれまでの活動を振り返り、これからの5年先、10年先に向けてどのようなクラブを目指すのか、幹事会を中心に検討を重ねています。今後のクラブの姿を検討するにあたり、まずは自分たちの魅力・強みを分析してみました。

【当クラブの強み(魅力)】

クラブの自立運営

行政・地元町会などの支援を受けずクラブ独自で活動

多彩で魅力あるサークル

現在15のサークルが自主運営

大規模クラブ

単位クラブとしては平均の5倍の会員数

恵まれた利用施設

地元の公民館・運動公園・自然公園などが収容規模と設備面で最高の環境

 一方で現在私たちが抱えている課題についても考えてみました。

【当クラブの課題】

会員数の減少

新規入会者の減少

主要行事の見直し

新型コロナの日常化などの新しい環境における行事のあり方

役員の高齢化と減少

役員の負担軽減と人員強化

 これらの強みや課題を踏まえて、当クラブとしては次のような方向に向けて進んでいきたいと考えています。

【これからの方向】

目指す姿

「楽しいクラブ」

具体的な方針

・「大規模」維持で、「自立」したクラブ運営

・楽しい主要行事を催行

・サークルの「自立運営」で多様化対応

・参加しやすい環境づくり

・負担軽減で楽しみながら活躍できる役員

 その他の諸問題に対応していくためにも、会員の皆様には積極的にサークル活動に参加していただき、楽しさを実感していただければと願っております。楽しいイベントや旅行、それらは会員同士の交流を深める効果も期待できます。いろいろな行事に積極的に参加していただき、ともに楽しいクラブを築いていければと考えております。そして長寿だけでなく、健康寿命を延ばすことも大切だと思っております。

  皆様のお力をお借りして、「日本一楽しいクラブ」を目指して会の運営に微力ながら尽力して参る所存です。何卒よろしくお願いを申し上げます。

〔令和5(2023)年5月28日〕

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